プロコフィエフの短編小説+日記

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プロコフィエフの「短編小説集」が図書館の新着図書コーナーに置いてあったので借りてみた。

小説が11編、それに1918年に日本に滞在した時の日記が収録されている。(若い頃から日記をつけていて膨大な量があるそうだが、その抜粋である)

ざっと読んだ限りでは、小説はさして面白いものでは無いように思うが、それはこちらの鑑賞眼の無さや読み込みの不足によるものかもしれない。(とはいえ、素人に書ける水準を遥かに超えるものであることを認めるのは、やぶさかではない)。

日記はなかなか興味深い。

プロコフィエフはずいぶんと自信家のようである(もっとも、誰しも日記の中ではそうなるのかもしれないが)。作曲はレーガーやラヴェルよりも自分の方が上だと書いているし、ドビュッシーのこともこきおろしている。自作の小説にも結構な自信を持っていたようだ。人間プロコフィエフ、実はちょっとヤな奴かも(笑)。

それにしても、彼は自分の日記が死後、出版されるなどとは思っていなかっただろう。日記読まれたら、いい気持ちはしないだろうなぁ。(日本の芸者がとても気に入った、なんてことまで書いてあるし)

出版を決めたのはプロコフィエフの長男らしいので、まあ、息子がしたことなら仕方がないかとは思うものの、なんとなく気の毒になってしまった。
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by bibinga | 2009-10-31 23:07 | その他  

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