ワイン備忘録(シャピオン…ラヴェルのラベルのワイン)

d0135403_0582158.jpgChapillon cuvee Harmonie 2006, Bodegas Hermanos Langa (Calatayud, Aragon, Spain)
シャピオン・キュヴェ・アルモニエ 2006, ボデガス・エルマノス・ランガ



このワインは、3つの点に興味を惹かれて購入した。

① 使っている葡萄品種が珍しい組み合わせ(プティ・ヴェルド90%、タナ10%)
② Wine Advocateの評価で90-95ポイント
③ ラベルのデザインが面白い(ラヴェル「ソナチネ」の楽譜をあしらっている)


色は黒っぽい暗い赤紫で、良い照りがある。香りは立ってこない。今ひとつ華やかさに欠け、余韻が短い。

味わいはたっぷりしていて、干したいちじくやレーズン。ジャムのように煮詰めたベリー。生の葡萄の種の周りの味。

ヴィンテージが若く、アルコールの刺激が直接的でピリリとした辛さがある。その割に香りにはひねた熟成感があり、若干ちぐはぐな印象。

それなりに美味しく飲めるが、余韻の短さは如何ともしがたく、これで90ポイント以上はちょっと無いかな、というところ。

ラベルに使われているラヴェル「ソナチネ」の楽譜は、第3楽章 Animaの冒頭のようだが、ワインの味とイメージ合うかなぁ・・・。ラヴェルの音楽には煌きがあり、鮮紅色で香りの湧き上がるワインが相応しいのではないかと思うが、これは、どちらかといえば濃くてくすんだ味わい。
(満足度77)

ノート
d0135403_0584423.jpg・ 当然のように、ラヴェル「ソナチネ」を聴きながら飲んだわけであるが、選んだCDはホアキン・アチュカロというスペインのピアニストの演奏によるもの。この方の演奏は、生で聴いたことがないのでよくわからないが、4種類ほど持っているCDで聴く限りにおいては、非常に気に入っている。思わせぶりなところが無く、淡々と弾いていくが、なぜだろう、聴いていて、暖かく素直な気持ちになる。

・ このピアニストを思い出す度に、「夏はアチュカロ、冬は寒かろ」とつぶやいてしまう。

d0135403_059136.jpg・ 楽譜をラベルに使ったワインには、他にこんなものもある。しかし、デザイン的には、シャピオンの方がはるかに洗練されている。
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by bibinga | 2009-12-22 00:53 |  

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