樽材の・・・

ようやく、手元に届いた。

d0135403_23562465.jpg


ウィスキーの樽材で作られた印鑑である。

昨年秋、サントリーが「響」12年というウィスキーを売り出した時、居酒屋でこの銘柄のボトルを1本注文するともれなく樽材印鑑がもらえる、というキャンペーンがあった。

ウィスキーを仕込む樽は、樹齢100年以上のオークが使われる。非常に品質の良い材であるため、役目を終えた樽の廃材は、加工されて、家具やオーディオ製品などに再利用されている。

私は、こういう物にめっぽう弱い・・・。

樽材印鑑をプレゼント、と知って、「今日はオレがおごるから飲みに行こう」と会社の連中を連れ出し、響12年のボトルを1本入れた。それが、去年の9月だった。

以後、何度かその飲み屋に「印鑑できてますか?」と尋ねたが、「ああ、あれは相当時間がかかりますので・・・」と言われ、そのままになっていた。

今日、ふとしたはずみにこの印鑑のことを思い出し、「あれから8ヶ月も経っているのだから、いくらなんでも、出来ているだろう」と鼻息も荒く店を訪ねたところ、店員は、「あ、あれですか。一つだけ引き取りに来られない方の分が残っていますので、たぶんそれでしょう」とあっさり取り出してくれた。

印影には、私の苗字が刻まれており、まさしく、コレである。

取りに来ないもなにも、出来上がったら店から連絡をもらう約束になっていたので、店の連絡漏れに違いないが、ともかく現物が無事に手に入ったので、素直に御礼を言って、店を出た。

しげしげと眺めると、うむ、たかだか、ウィスキーの景品ではあるが、とても良い。
安っぽさがなく、ずしっと重みがあり、手に馴染む。

好きなんだよね、こういう木の感じ

シャチハタ印なので、用途としては宅配便の受け取りに押すくらいだが、そんなことはどうでもよい。
「所有の喜び」がふつふつと湧き上がってくる。

ちなみに、愛用しているスピーカーも、ウィスキーの樽材から作られたものだ。
1998年にパイオニアが1000セットのみ限定生産した初代の「ピュアモルトスピーカー」、S-PM1000である。

d0135403_0424644.jpg


オーディオマニアは、こういうスピーカーを馬鹿にするのだろうが、自分は気に入っている。温もりのある音で、長い時間聴いても、聴き疲れがしない。良く響く楽器のようだ。

Again, 好きなんだよね、こういう木の感じ

つまらない小物にプチ幸せを感じてしまう小人物。
でも、しかたがないじゃん。こういうのって beyond 理屈 なんだから・・・。
[PR]

by bibinga | 2010-05-11 00:36 | その他  

<< 全量純米を目指す蔵の酒 ワンカップ >>