どんぐりの木

d0135403_1350261.jpg「どんぐりの木」と呼んでいる木がある。

ある時、拾ったどんぐりが、いかにもどんぐりらしい、均整の取れた形のどんぐりだったので、戯れに鉢に埋めてみたところ、ひょろっと芽を出した。

ひざ下くらいまで伸びた頃、鉢のままでは窮屈そうなので、山に持って行って地面に植え替えた。その後、毎年少しずつ丈を伸ばし、13年経った今では、高さは3メートルを超え、見上げるほどになった。

(写真中央の、葉の無いスカスカの木です)


d0135403_1351963.jpg幹もだいぶ太くなり、直径は15センチほどだろうか。

手をかけなかったので、根元近くから二股に分かれてしまい、格好は良くない。葉も小さくて、全体に貧相な木である。そんな木だが、成長ぶりは力強い。なにせ、あのちっぽけなどんぐりが、こんなに大きな木になったのだ。

1年1年の伸びは知れているが、何年も経ってふと見れば、木は驚くほど高く大きく育っている。ゆっくりであっても、少しずつであっても、前に進んでいる限り、10年単位で見れば大きな変化につながる、ということを忘れずにいたい。
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by bibinga | 2011-05-07 08:50 | その他  

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