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商店街探訪

5連休中にバーバラ・フリットリを聴きに上野に出たが、夕方5時すぎに終わったので、少し寄り道をして帰った。

京浜東北線の東十条駅で途中下車し、商店街をぶらっと散策。


d0135403_21435480.jpgなぜ、東十条か? 

ここには、知る人ぞ知る「黒松」という銘菓を売る和菓子屋がある。

どら焼きであるが、生地がもっちりしていて黒糖が香る、独特の美味しさ。値段が安い(105円)こともあって、大変な人気商品になっている。ひっきり無しに客が入り、「黒松20個ください」などと、皆、大量に買っていく。

以前買いに来た時には行列に並んだが、この日は比較的空いており、あっさりと黒松10個をゲットして、駅北口の商店街に向かった。



京浜東北線・東十条駅と埼京線・十条駅の付近は、東十条商店街、東十条銀座商店街、十条銀座商店街、十条中央商店街、十条仲通り商店街、十条富士見銀座商店街など、幾つもの商店街がひしめきあう、街歩きするには面白いエリアである。

d0135403_21443466.jpg薄暮の東十条商店街













d0135403_21444937.jpg少し歩くと、金融機関の看板が。

「あれ? 第一勧銀って、みずほになったのでは?」と思って良く見ると、第一勧「信」と書いてある。パクリ商法かと思って調べてみたら、れっきとした旧第一勧銀系の信用組合であった。詳しい沿革は同組合のホームページで。





東十条商店街から東十条銀座商店街に進むと、魚屋や八百屋など生鮮品の店が増え、生活感が濃くなってくる。

d0135403_2146926.jpg鳥肉専門店












d0135403_21543071.jpg豆腐屋
自転車のハンドルを握ったまま、身を乗り出して商品を物色している!











d0135403_21462796.jpg餃子の店

マイ・チェア持参で、店先の道路に座って餃子が焼けるのを待つおじさん! やるなー。

焼き餃子が美味しそうだが、ここから家まで30分以上かかるため、冷めきってしまう。生餃子(18個で650円)を買って帰って、家で焼くことにした。


d0135403_22193418.jpgちょっと柔らかいが、にんにくがしっかり効いた、まずまずの味。(でも、やっぱり餃子は家で作るに限るね)











d0135403_21492758.jpg八百屋
このおじさんも何か気配を発している・・・。











d0135403_21494770.jpg魚屋
この魚屋は、北砂(江東区)や浅草など、都内に6店舗を展開している。生うにの大箱が980円など、概して値段は安く、にぎわっている。

レジ横で段ボール箱に入ったまま無造作に売られている、長崎直送のさつま揚げが好物。魚は買わなくても、このさつま揚げだけは、行く度に必ず買ってしまう。


d0135403_22202138.jpgこんなにあって、400円!味も抜群。












d0135403_21514479.jpg魚屋その2
こちらは個人商店。











d0135403_22205083.jpgあじの開きを購入。生っぽさを残した一夜干し。身が厚くて、美味しい! 1枚150円なり。












d0135403_220125.jpgさつま揚げに鯵とくれば、当然、酒は日本酒。最近、日本酒に目覚めてしまって、ワインより日本酒を飲むことが多くなった。

「結人」は、非常に気に入っている銘柄。純度の高い感じがあって、ものすごく繊細。やさしい甘み、旨みがある。丁寧に丁寧に、作られたに違いない。

ちなみに、この銘柄を買おうと蔵元(群馬県の柳澤酒造)を訪ねたことがあるが、在庫があったのはメインの銘柄「桂川」のみ。「結人」は全量を特約店に卸しているとのことで、蔵元では買うことができなかった。桂川は、結人より甘みが強いが、こちらもまた、素晴らしい酒である。


ノート
・ どら焼きは、黒松以外では、日本橋「うさぎや」のどら焼きが好きだ。うさぎやは上野にもある
  が、微妙に味が異なる。どちらが好きかは好みの問題であるが、私は、日本橋である。上野
  も日本橋も、超有名店だけあって、売り切れていることが多く、なかなかありつけないのが難
  点。(聞くところによると、阿佐ヶ谷にもあるらしい)
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by bibinga | 2009-09-26 22:01 | その他  

素晴らしい本

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「挑戦するピアニスト」
金子一朗 著
春秋社





感覚やイメージだけに頼って弾くのではなく、楽曲を音楽的に正しく分析・理解して演奏することが何よりも重要、ということを詳細かつ具体的に示している。演奏とは、とてつもなく高度な知的訓練を必要とする行為なのだと、改めて思う。

お気楽な音楽愛好者である私は、全編、共感しまくり頷きまくりで大変面白く読んだが、本職の方々が読んだら、あまりにも鋭く痛いところを突かれてショックを受ける方も出てくるかもしれない。

弾く人も、聴く人も、ピアノでも、他の楽器でも、音楽に何らかの興味を持っている人には、得るところがあるのではないか。
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by bibinga | 2009-09-11 23:50 | その他  

阿修羅展

5月1日(金) 「阿修羅展」 上野・東京国立博物館

ゴールデンウィークの谷間とあって、都内はいつもより人が少なく、どことなくのんびりムードが漂っていた。仕事も落ち着いていたので、6時過ぎに会社を出て、阿修羅展を見に行った。(通常は6時閉館だが、金曜のみ8時まで延長される)

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昼間は大混雑らしいが、幸いこの時間は空いており、最前列でゆっくりと阿修羅像を拝観することができた。

阿修羅像は「八部衆」という仏法を保護する八神の一つとして彫られたもので、「阿修羅展」では迦楼羅、緊那羅など他の像も見ることができる。 が、傑作揃いの八部衆の中でも三面六臂の特異な姿を持つ阿修羅像の存在感は独特であり、その美しさは際立っている。八部衆全ての姿をご覧になりたい方はココ→阿修羅展公式サイト

阿修羅は闘争の神であるが、この阿修羅像からは恐ろしさは感じない。はにかんだ笑みを浮かべる少年のようで、いたずらっ気のある表情は、どこか人懐っこい。

3面とは360度を120度×3で分けているのかと思っていたが、正面と直角に2つの顔がついていて、後ろには顔は無い。左右の顔は正面よりも一回り小さいように見える。

阿修羅像は他の八部衆とは別の部屋に単独で設置されており、壁際ではなく中央に置かれているので、像の周りをぐるりと回って見学することができる。正面から時計回りにゆっくりと移動しながら見ていくと、3面の表情の違いがよくわかる。腕の見え方も角度によって変化し、正面から見ると静的であるが、像に向かって右斜め45度あたりからの姿には動きを感じる。

直径ほんの数メートルの円周であるが、像をじっと見つめながら、ゆっくりゆっくり回る。10分近くもかけて正面に戻ってくると、阿修羅像が「やあ、戻ってきたね、ふふっ」と語りかけてくるようである。調子に乗って、もう1周する。

本当に素晴らしい像である。

何年か経ったら、興福寺を訪れ、本来の居場所に戻った阿修羅像ともう一度対面したいと思った。「やあ、また会えたね、ふふっ」と言う声が聞こえそうな気がする。
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by bibinga | 2009-05-02 09:52 | その他  

日本にもマナーハウス?

4月29日(水)

都内某所にて「藤見の会」が開かれ、一度訪れてみたい場所だったので足を運んでみた。

石造りの堂々とした建物である。英国のマナーハウスのような趣がある。
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それもそのはず、この建物は、イギリス人建築家ジョサイア・コンドルの設計になるものである。エリザベス王朝様式のこの荘重な建物は、コンドルの作品の中でも、鹿鳴館やニコライ堂と並んで、傑作の一つと評されているという。

南側は、いかめしい正面とは趣が異なり、大きくバルコニーが広がっている。
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そして、藤棚は東に広がる庭の一画にある。
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この藤は、樹齢300年の古木を明治36年に春日部から移植したものというが、期待した割には大したことは無かった。こと藤に関しては、私の住む埼玉県には「牛島の藤」という、一房の大きさが1メートルから2メートルにも及ぶ、とてつもない風格を持つ名木(樹齢1200年!)があり、これの圧倒的な存在感との比較では、足元にも及ばない。

しかし、藤はともかくとして、コンドル設計の建物は晴天に映え、実に見応えがあった。

ふと視線を遠くにやると、オフィスのビル群が目に入り、このあたりが英国のマナーハウスとは決定的に違うが、都心にありながら、喧騒から切り離されて深い緑の中に屹立する建物の威容は、異次元感覚を惹起して面白い。
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今日、4月29日は「昭和の日」。(みどりの日だとばかり思っていたが、ロンドンに行っている間に、みどりの日は5月4日に移ってしまったらしい。)

この庭園の近くの住宅地を歩いていたら、門の脇に日の丸を掲げている家があった。

そうそう、自分の子供の頃には、祝日に国旗を掲げる家がちらほらあったが、最近、そういう光景をめっきり見なくなった。久しぶりに見た民家の日の丸に、「やっぱ高級住宅地は(我が家のある埼玉とは)違うなぁ」と感じ入って帰ってきた。
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by bibinga | 2009-04-29 22:49 | その他  

見沼田んぼを歩く

本日2度目の投稿。朝書いたとおり、ジョギング&ウォーキングに行ってきた。

JRと埼玉高速鉄道の共催による「見沼田んぼ散策」に参加。
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スタート地点は埼玉高速鉄道「浦和美園駅」(第1チェックポイント)。
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第2チェックポイントは明照寺。曹洞宗のお寺で、藤原氏の流れを汲む春日景定氏が開いたと言う。春日一族は江戸時代には旗本として徳川家に仕えた名門だそうだ。
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第3チェックポイントは皆様ご存知の埼玉スタジアム。
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東北自動車道を横切って少し歩くと、立派な萱葺き屋根の民家があった。
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第4チェックポイント、総持院。
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この先が「見沼田んぼ」と呼ばれるエリアになる。下の写真が境界となる「見沼代用水東縁」。
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そしてここに接する斜面林は、「さいたま緑のトラスト」の保全第1号地である。
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第5チェックポイント、国昌寺。
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この辺り、桜と菜の花のコントラストがいいね。
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第6チェックポイント、氷川女体神社。女神・奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)を祭っていることから女体神社であり、大宮氷川神社(男体)と対を成す。第10代崇神天皇の時代、つまり紀元前に開かれたと伝えられる古社で、境内には厳粛な静けさが漂っている。
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第7チェックポイント、浦和くらしの博物館民家園。
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第8チェックポイントは見沼通船堀。江戸時代に作られた運河である。関(水門)で水位を調節する閘門式運河として日本で最古とされる。ここのチェックポイントでは、キリンビールが「淡麗」試供缶を配っていた(うれぴー!)。
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いよいよゴールも間近、第9チェックポイントの鈴木家住宅。鈴木家は、見沼通船堀で積荷や船頭を割り振る「船割り業務」を行っていた。この住宅は文政年間に建てられたものだと言う。
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ゴールはJR武蔵野線の東浦和駅。15キロの道のりであった。
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自宅に戻ると、時刻は13時。桜を見ながら、まったりと昼食。飲み物はオーストラリア産スパークリング、「Pink」(イエローグレン社)。1890円だが、真面目に作られた味がする。適度に軽く、こういうシチュエーションで飲むにはとても良い。ぐびぐび飲み、あっという間に1本空いた。
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花よりだんご。今日はトータル25000歩も歩いたのに、これで帳消しである(笑)。
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お隣の神社さん、素晴らしい桜をありがとう!
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by bibinga | 2009-04-05 22:01 | その他  

小さな生き物

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山梨県のとある場所で、発見。 

じ、じんめんぐも。

グーグルで「人面 くも」と入れて調べたら、同じような写真がたくさん出てきた。ハナグモという種類らしい。一匹一匹、表情が違うのが面白い。

この一匹は、「ばか殿」か・・・。手を振り上げて「おじさんは怒ってるんだぞぉー」なんて。
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by bibinga | 2008-08-18 23:58 | その他  

1枚の絵

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この絵は、友人TH君が描いた絵である。

彼は画家ではない。絵を描くのが好きで、自己流で描いている。時間をかけて本格的に描く、というのはなかなか事情が許さないらしく、短い時間でちょろちょろっと描き上げているようだ。具象画、抽象画、画集を見ての模写など、いろいろ描いている。

お金もかけられないので、要らない紙の裏を使ってかく。良くてスケッチブック。キャンバスに描くのは、特別な時だけだ。

描いた絵は、気に入ったものは残し、それほどでもないものはしばらくしたら処分してしまう。彼の住んでいる家の居間の壁には、過去に描いた絵が5~6枚掛けられていて、それらは(今のところ)捨てられずに残っているもの、ということになる。

この絵は、壁にかかっていた中の1枚で、どこか惹かれるものがあって、「この絵、とてもいいね」と誉めたら、「大した出来じゃないけど、よかったら持ってっていいよ」と言うのでもらってきた。額縁屋に相談し、この黒い額をつけてもらった。

彼は絵が上手いが、もっと本格的なのはヴァイオリンだ。幼少時、イタリアの子供コンクールで優勝し、その演奏がオーストリアの国営ラジオで放送されたこともある。

絵にしてもヴァイオリンにしても、彼は、自分の中から湧き上がってくるものを持っている。曲の解釈とはどういうことか、と尋ねたところ、「曲に集中していると、曲の方から『こう弾いて欲しい』と言ってくる」と言う。絵も描きたいイメージが浮かんできて、それに突き動かされて描くのだという。

もちろん、単に感性に任せて弾けば良いというものではなく、作曲の背景、時代考証、音楽の構成分析など、曲の研究には終わりが無く、深く知るにつれて演奏も変わっていくに違いないが、まずは曲の発するメッセージを捉える心のアンテナが研ぎ澄まされていることが演奏家に不可欠の資質であろう。そして、これは持って生まれた才能であり、持たざる者としては、本当にうらやましい。絵かヴァイオリンか、彼にはどちらかの道で大成して欲しいと心から願う。

TH君は今、中学生。写真の絵は、彼が小学生(12歳)の時に描いた絵である。
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by bibinga | 2008-08-06 21:58 | その他