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オリーヴオイル

d0135403_2359996.jpg気に入って使っていたオリーヴオイルがついに切れてしまった。

ロンドンのバラ(Borough)マーケットで売っている。帰国時に6本ほど買ってきたが、最後の1本が終わってしまった・・・。インターネットで検索しても、日本で買える場所は、いまだ発見できていない(涙)。

このオイル、とにかく軽い。ごくごく飲めてしまうのではないかと思うほどだ(決して飲まないが)。軽すぎて物足りないという向きもあろうが、自分としては、この軽さが気にいっている。そして、香りは青リンゴのようにすがすがしい。カルパッチョにかけても、パスタの仕上げにかけても、サラダにかけても、驚くほど旨い。

同じ店(というか屋台)では、他にもたくさんの種類のオリーヴオイルを置いていて、もっとグレードの高いものもあるが、私の好みは断然、この"Platino"だ。

値段は、500mlで8ポンドくらいだったか。中級品である。開けてしまうと酸化して徐々に風味が落ちていくので、多少割高にはなるが、500mlを買うよりも、250mlを2本買う方がよいだろう。

蛇足だが、バラ・マーケットに行った時にいつも立ち寄っていたのが、このホットドッグスタンドである。
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イギリスのソーセージは、我々のイメージにあるソーセージとは似て非なるものである。食感が悪い。柔らかくて、ぐにゃぐにゃ、ねちょねちょしている。ソーセージは、パリッ、ポリッとして欲しい。

しかし、パリポリのソーセージにロンドンでありつくのは難しい。ようやく見つけたのが、この屋台だ。ここでは、ドイツ風のおいしいソーセージを食べられる。ザワークラウトもたっぷり入れてくれる。

Platinoオイルを買って、パリポリのジャーマンドッグにかぶりつけば、鰻や刺身が食べられなくとも、満ち足りた気持ちになること請け合いである。
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by bibinga | 2009-07-31 00:21 |  

魚屋探訪その2

魚屋探訪、2軒目にご紹介するのはここ。
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この店は、凄い。置いてある魚のクオリティが抜群に高い。どの魚も背筋がピンと伸びている。

ただし、値段も相応に高い。並んでいる切り身はどれも一切れ800円もするので、おいそれとは買えない。何も買わずに店を出たくなってしまう。

その中で、土曜日の日替わりサービス、刺身盛り合わせ(2000円)は買い得である。鮪の赤身、中トロ、タコ、いか、雲丹、白身、帆立、どれもツヤツヤと輝いていて、見るからに美味しそうだ。量もたっぷり入っていて、家族3人が十分にいただける。
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コハダもいいよ!
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d0135403_0341520.jpg良い刺身には良い酒が必要だ。うーむ、ここはワインではなく、焼酎をロックで飲もう。

奄美の黒糖焼酎「まーらん舟」。うむぐぐ、こいつは旨い! とろーんとして、まろやか。鼻腔に抜けていく度数33度のアルコールが、もう、たまーらん。

(・・・が、正直に言うと、途中から日本酒が欲しくなってしまった。いかん、最近、ポンシュ中毒かも。)


この魚屋も歩いて行ける距離には無く、家から車で15分ほどかかるのだが、刺身のあまりの素晴らしさに2週連続で通ってしまったのであった。
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by bibinga | 2009-07-25 23:45 |  

土用のうなぎ(魚屋探訪)

7月19日(日) 

最近、魚屋の開拓にいそしんでいる。この日は、土用の丑の日ということで、うなぎの蒲焼を求めて車で30分ほど遠征。

目指した魚屋は、何の変哲もない、住宅地の小さな魚屋であるが、地域に根ざして真面目に商売している様子が窺われる。こういう店がスーパーに駆逐されないよう、応援せねば。

店頭で焼くうなぎの煙が、もうもうとあたりに立ち込めている。ひっきりなしに客がやってきては、うなぎを買って帰っていく。こういう店のうなぎがまずかろうはずがない。期待できる。

さて、これが、そのうなぎである。

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丼に乗せようとしたが、大きすぎてはみ出してしまうので、やむを得ず洋皿に盛った。うなぎの下には、ご飯があるが、うなぎに完全に覆われていて見えない。

身悶えするほど旨い! 「さかな」であることが感じられるうなぎだ。口中ではらりと身がくずれ、うなぎとご飯とタレが渾然一体となって、脂のコクと香ばしさが口いっぱいに じゅわぁぁ と広がる。

ぜひ、こちらのブログをご覧いただきたい。このブログを拝見して、時間をかけてでも買いに行く価値があると思ったのである。→喰い倒レディさんのブログ (ブログはこういう風に書きたいねぇ・・・、真似できないけど。)


せっかくのうなぎなので、ワインも奮発して、ちょっと値の張るものを開ける。うなぎには、ローヌの赤が合うと思っているが、あいにく切らしており、スペインである。

Rudeles Cerro el Cuberillo 2004, Tierras el Guijarral (Ribera del Duero, Spain)
ルデレス・セロ・エル・クベリーリョ2004, ティエラ・エル・ギハラル
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目の詰まった良いワインだ。濃度とボリューム感があるが、柔らかくこなれていて、するすると飲める。とても滑らか。あえて難点を言えば、ちょっと甘い。これはワインの良し悪しではなく、好みの問題だ。

買った酒屋によれば「時間が経つほどに真価が出てくるので、ゆっくり飲んでください」とのことだが、30分も経たぬうちに1本飲みきってしまった。
(満足度83)

※ 正直に言うと、途中からワインじゃなくて、日本酒が欲しくなってしまったのだった・・・。
あぁ、かんだ光壽で飲んだ「斗瓶囲い」の酒の旨さがしみじみと思い出される。
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by bibinga | 2009-07-21 01:12 |  

戯れに作ってみた・・・

小漫才「ローマの休日」 作:Bibinga

(関東人2人が、たどたどしいエセ関西弁で)

A いよいよ夏やなぁ。

B 夏やなぁ。

A 夏休み、はよ来んかなぁ。

B 待ち遠しいなぁ。

A 夏休み、なんか予定あるん?

B ちょいと、北海道へ。

A 北海道! そいつはええなぁ、涼しそうで。 で、北海道の、どこ、行くん?

B 浦和。

A 浦和? そら、埼玉やろ。 北海道ちゃうがな。

B 浦和伊勢丹でな、「北海道物産展」やるねん。

A なんや、そういうことかいな。

B みやげ、買うてくるで。六花亭。

A そら売っとるやろな。六花亭は定番やし。

B 「白い変人」。

A 変人ちゃうやろ、恋人やろ。漢字、間違えるな!

B 文句あるなら、みやげ、やらんで。

A わかったわかった。変人でも、恋人でも、どっちでもええわ。
  ところでな、実はな、わしもな、行くねん。

B どこ行くねん?

A どーんと気張って、イタリアや。 どや、すごいやろ。

B イタリア…長介?

A それはドリフ。

B イタリアって、どこにあんねん? 浦和の近くか?

A あほ。 イタリアはヨーロッパじゃ。 ヨーロッパの「真ん中のちょっと下」ら辺や。

B 真ん中のちょっと下、言うたら、(指さす) へその下ら辺か。 いやらしい場所やな。

A あほ、なに訳わからんこと言うてんねん。 ヨーロッパの下じゃ。 地中海寄り、ちゅう意味や。

B ああ、地中かい。 暗いやろな、地面の下は。

A ちゃうちゃう。海やて、う・み。 ち・ちゅう・かい、ちゅう海や。
  世界地図見てみぃ。 長靴みたいなカッコしててな、地中海に突き出てんねん。

B あー、長靴ね。 夏は蒸れそうやね。

A 履いてない! 国のカタチや。 もう、ええわ。
  それでな、イタリアのな、ローマに行くねん。

B おばあちゃん、ね。

A それは「老婆」。 しょうもない駄洒落かますな、もう。
  ローマ言うたらな、昔、「ローマの休日」ちゅう、ええ映画があったんや。

B 懐かしいですなぁ。そうそう、腹抱えて、笑い転げましたがな。

A 待てぃ。 そういう映画ちゃうやろ。 ロマンスやで。
  天下の美女、オードリー・ヘップバーン。 きれいやったなぁ。

B そうそう、時を告げとりました。

A それは「オンドリ」やろ。

B 神社の前に、でかいのが、立ってましたなぁ。

A それは「大鳥居」。

B さあ、皆さんもご一緒に。 お手を拝借、よおーぉーッ。

A それは「音頭とり」。 もー、ええわ。 ええかげんにせい。
  「ローマの休日」はな、王女さまがな、新聞記者とつかの間の恋を楽しむんや。

B 淫乱な女ですなぁ。

A あほ。 王女さまや。 純粋で、きれいな、王女さまや。 バチあたるで、ほんまに。
  えろぅ純真でなぁ、知っとるか、あの場面・・・。

B いや、知らん。

A 待てぃ、どの場面か、まだ言っとらんだろ!
  教会があんねん。 その教会の壁に、ライオンの顔の彫刻が埋まってんねん。 でな、口のとこ
  がな、穴になっとってな、そこに手ぇ入れるねん。 でもな、ウソつきが手ぇ入れるとな、ライオン
  が手ぇ噛むねん。

B そら危険やがな。ケガしよるで。

A あほ、彫りモンや。 ほんまに噛むわけないやろ。 でもな、王女さまはな、ピュアピュアやから
  な、ウソつきは手ぇ噛まれる、言われて、びくびくすんねん。

B ああ、それ知っとる。 思い出したわ。 「マサミの口」やろ。

A マサミちゃうがな、真実や。 「真実の口」。 訓読みすんな。 漢字ちゃんと読め!

B ナンスミヨンク。

A は?

B ナンスミヨンク。 上から読んでもナンスミヨンク、下から読んでもクンヨミスンナ。

A あほ、上からと下からと、全くちゃうやんか。 もう、訳わからんわ。

B ワンラカワケワ。

A は?

B 上から読んでもワンラカワケワ、下から読んでもワケワカランワ。

A やめぃ、ほんとにもう。

B やめぃ、ほんとにもう。

A こんどは、そうきたか。

B こんどは、そうきたか。

A だから、やめろって。

B だから、やめろって。

A 真似すんなよ。

B 真似すんなよ。

A (つぶやく) まいったな・・・。

B (つぶやく) まいったな・・・。

A いいかげんにしろよ。

B いいかげんにしろよ。

A この、真似し小僧!

B この、真似し小僧!

A (大声で) わッ!!

B (大声で) わッ!!

A (超早口で) おまえのかあさん出べそ!

B (一瞬、間) ほんとかよ。 どうして知ってんだよ。

A (たじろぐ) いや、別に知ってるわけじゃ・・・。

B 見たのかよ。 聞いたのかよ。 どうしてそんなこと知ってるんだよ。 言えよ。

A いや、そういうんじゃなくて・・・。

B ごまかすなよ。 うちのかあちゃんが出べそだったら、大問題だぞ。

A ほら、あのさぁ、よく言うじゃんか、一般にだよぅ。 「おまえの・・・」。

B あん? おまえの、なんだ? もう一遍言ってみろよ、え、なんだよ。

A いや、それはその・・・。

B 言えよ、誰から聞いたんだよ。

A たぶん、オレの聞き間違いだよ。 ごめん、忘れてくれ。

B んな大事なこと、聞き間違えるわけないだろ。 ごまかすなよ。 言えよ。 誰から聞いたんだよ。

A 困ったな・・・。 ええっと、その、、、誰だっけ、あ、そうそう、君の、前の彼女だよ。 たしかアケミ
  ちゃんって言ったよね。 うん、そうだよ、アケミちゃんがそんなこと言ってたような気がする。
  でも、もうとっくに別れたんだろ? 今、どこにいるのかな、彼女、はは。

B 縁りを戻して、今一緒に暮らしてんだよ。 そうか、アケミか。 すぐに帰って、問い詰めてやる。
  でまかせだったら、半殺しだ。

A ちょ、ちょっと待て。 違う、違った。 アケミちゃんじゃない。 
  (独白、小声で) おー、やべぇ。アケミちゃん、半殺しになっちまう。 
  (元の調子で) そうだ、思い出した、前の前の彼女だよ。 勘違いした。

B なに? ほんとか? 間違いないな?

A う、うん、間違いない。

B 絶対、間違いないな?

A ぜ、ぜったい、間違いない。

B ライオンの口に、手入れられっか?

A い、入れられる。

B よし。 ということは、スミレがしゃべったんだ。 あいつの居場所はわかってる。 今から行って、
  とっちめてやる。

A ま、待て。 違った。 ごめん。 えーっと、その、えーっと。 なんだっけな。 そうだ、前の前の前の
  前の、そのまた前の彼女だ。 もう、名前も思い出せないけど。
   (独白、小声で) これなら、ごまかせるよな。

B なに? 前の前の前の前の、そのまた前の彼女だぁ? 間違いないな?

A ま、間違いない。 (独白、小声で) ま、まさか・・・。

B 前の前の前の前の、そのまた前の彼女かぁ。
  (突然、頭を抱えて) あ、あいつか! マサミだ。マサミに違いない。 そ、そ、そうだったのか。 
  マサミの口から出たのか・・・。 だったらそれは「真実」だ。
                                                              了

(真似し小僧になったあたりから、関西弁はどこへやら、漫才どころではなくマジ焦った会話になっていく、、、その調子の変化がポイントです)
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by bibinga | 2009-07-09 00:46 | 創作