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ふかやシティハーフマラソン~雨中粘走も、自己ベストに1秒及ばず

d0135403_2117288.jpg2010年2月28日(日)

ふかやシティハーフマラソン
ハーフの部 (21.0975km)
深谷市総合体育館~仙元山公園陸上競技場、市内循環コース(陸連公認コース)

スタート時天候
雨 気温10℃ 風速2.7m/s(西北西)



今日は東京マラソンをテレビでご覧になった方も多いだろう。東京マラソンは抽選であっさり外れたので、埼玉県北部の深谷市でハーフを走った。

あいにくの雨。こちとら本気ランナーではないので、雨が降ったら参加を取りやめる軟弱精神が基本だが、経験のために1度くらいは雨中のレースも走ってみるかと思い、出かけていった。

県内ということで甘くみていたが、深谷は遠い。現地に朝8時に着くには、家を6時前に出なければならない。家を出るまでに、食事、コーヒー(固体排出のため)、ストレッチ、テーピングなど支度に2時間かかるので、起床は4時・・・。

d0135403_21174773.jpg深谷のこのレースは、これまで参加したレースの中で運営が最もよく行き届いていた。深谷駅からのシャトルバスはスムーズだし、会場内の案内もわかりやすく親切。

着替えや荷物置き場にはビッグタートルと呼ばれる体育館が開放され、雨の日でも体を冷やさずに準備ができる。館内は暖房が入っており、本当にありがたかった。


暖かい体育館をしぶしぶ後にしてスタート地点に向かうと、雨は結構な降りである。ゴミ袋を頭からすっぽりかぶって雨避けにする。

号砲から約30秒でスタート地点を通過。流れはスムーズ。1km地点まで5分25秒かかったが、2km地点では5分00秒まで持っていけた。

しかし、、、ここから一向にスピードに乗れない。雨に加えて風があり、手足が冷えたせいだろうか。懸命に走って、良いラップが出たかと思って時計を見ると、それほどでもなくガックリ。この繰り返しである。

燃焼効率の悪いまま、ひたすら我慢してタイムを支えるレースになり、その結果、ラップタイムのぶれは極めて小さく、ほとんど4分50秒台だった。

ネットタイムは1時間43分59秒(手元計測)。前回赤羽に、わずか1秒及ばず、自己ベスト更新はならなかった。く、くやしい・・・。(2日も禁酒して臨んだのに)

グロスは1時間44分半ば(完走記録証)で、自己ベストを約20秒更新した。順位は男子40歳以上のだいたい上位3分の1くらい。

この深谷の大会は、市民のまごころこもった素晴らしい大会だと評判だが、まさしくそのとおりであった。すみずみまで気配りが感じられる。特に、レース後にふるまわれた地元名物「煮ぼうとう」、これが量たっぷりの具沢山で大感激。寒中走った疲れが、一気に吹き飛んだ。

記録的には不完全燃焼であったが、参加して良かった。雨の中、運営にあたってくださった大勢の方々に感謝したい。
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by bibinga | 2010-02-28 16:21 | ランニング  

自転車で酒蔵めぐり

最近、似たようなネタばかりだが・・・。

天気の良かった先週日曜日。前日にハーフを走ったばかりだったので、ランニングではなく自転車で散策。蓮田市に、清龍酒造と神亀酒造の2軒の酒蔵を訪ねることにした。

いつものランニングコース「見沼代用水東縁」をひたすら北上する。

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朝9時半に家を出て、のたのたと走っていく。迷うこともなく、11時には清龍酒造に到着。(チャリは楽だね)

d0135403_1402767.jpg広い敷地に施設が点在している。蔵は直売所に改修され、食事処もあり、ちょっとした観光施設のようである。直売所の裏手が工場らしく、タンクが林立している。(右の航空写真では、タンクがたくさん並んでいる様子が一目瞭然)

ホームページには蔵元見学コースの紹介もあり、工場を見せてもらえるのではないかと期待していたが、残念ながらコース以外での見学は不可とのこと。そのコースは結構な人気で、毎週土曜日13:30から行われているが、3月まで予約でほとんど満員らしい。

感じの良いおかみさんが、申し訳なさそうに話してくれた。

d0135403_13125995.jpg「見学コースでは、大サービスで利き酒をたくさん出すので、皆さんに喜んでいただいているんですよ。たくさん召し上がる方は、お一人で5合も。」

「昨日ご参加された方には、絞ってたらたら~っと出てくるお酒をそのまま受けて召し上がっていただいたんですよ。これができるのは、今の季節だけなんです。ぜひ予約してお越しくださいねー」

d0135403_13135575.jpg結局、工場は見られず、売店でも何も買わなかったが、そのような冷やかし客にもかかわらず「甘酒」無料券をいただき、休み処でご馳走になった。

「絞ってたらたら~っ」には、よだれがたらたら~、未練もたらたら~であったが、甘酒で疲れも取れたことだし、次の目的地「神亀酒造」に向けて出発。


清龍酒造から神亀酒造までは、直線距離で約3km。多少遠回りをしても30分もかからない。

神亀は、おそらく、日本酒ファンの間では埼玉県で最も知名度の高い日本酒ではないかと思う。

創業は嘉永元年(1848年)。昭和62年には、仕込む酒のすべてを純米酒に転換し、これは戦後では全国で初めてだという(全量純米蔵を目指す会HPより)。

d0135403_15365975.jpg酒蔵は意外にこじんまりしている。敷地には鬱蒼と木々が繁り、建物はよく見えない。一般客を受け入れるような施設は何もなく、酒蔵というよりは研究所のようである。

敷地に沿って一周すると、蔵元家のお住まいと思われる民家があり、その庭越しに工場の煙突が見える。

d0135403_151070.jpg直売所は無いが、道を隔てた隣に蔵元家が経営する酒屋があり、ここで買うことができる。一般ラインから限定酒、さらには昭和50年代醸造の大古酒まで、夥しい種類の神亀が並んでいる。

たくさん買いたくなる気持ちを抑え「上槽中汲 純米 生」1本だけ購入し、帰路に着く。


帰り道の途中には、「助次郎酒店」という素晴らしい酒屋がある。これは蔵元ではなく小売店で、いわゆる街の酒屋さんであるが、ワイン専門誌にも度々登場している知る人ぞ知る店である。10年ほど前からちょくちょく実店舗に顔を出しているが、ワインの棚は拡張の一途。保管上必要な空調設備への投資も行っている真面目な店である。

最後に、過去記事にも書いた大瀧酒造に少しだけ寄り、あとはひたすら自転車を漕いで帰ってきた。

往復で46km、各所への立ち寄り時間を含めて5時間のサイクリングであった。
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by bibinga | 2010-02-27 13:33 |  

赤羽ハーフマラソン

d0135403_2301814.jpg2010年2月20日(土)

赤羽ハーフマラソン
男子ハーフの部 (21.0975km)

荒川河川敷マラソンコース(公認コース)





3度めのハーフ出場。

先月の千葉マリン以来、あまり走り込みができていないが、荒川河川敷の平坦なコースかつ穏やかな晴天に恵まれ、うまく行けば自己ベスト更新も可能と、気合が入る。

                                (スタートに並ぶ列・・・人、人、人!)
d0135403_2303814.jpgスタート直後の渋滞の影響を軽減しようと割と前の方に並んだつもりであったが、前方に続々と割り込みがあって、結局、だいぶ後ろになってしまった。

当日のアナウンスによると参加者1万人とのことであったが、コース幅に比べてランナーが多すぎ、押し合いへし合い状態。これはちょっとひどすぎる。


スタート後、思うように進めないが、とにかく前に前に。2キロを過ぎてようやくペースに乗り、ラップを確認するとキロ4分40秒台。想定よりも速すぎる。タイムロスを取り返そうとするあまり、オーバーペースになってしまったようだ。

ペースを緩めようと一旦は思ったが、自己ベストを更新するには「突っ込んでいくしかない」と思い直し、行けるところまでこのスピードで粘ってみることにする。14キロ地点まで、なんとか4分40秒台をキープ。

結果、ネット1時間43分58秒で、前回千葉マリンのタイムを3分弱短縮。

たかが3分ではあるが、ここの差は意味を持つ。1キロ5分のペースでハーフを走り切ると、タイムは1時間45分29秒。これを上回ることが目標だったからだ。

これまでのレースでの1キロあたり平均タイムは次のようになる。

戸田     5分23秒
千葉マリン 5分 3秒
赤羽     4分55秒

前回惜しいところで5分切りを逃したので、その雪辱を果たしたことが素直にうれしい。

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スタート直後の混雑は千葉マリンよりもさらにひどく、スピードが全く出ていないが、早めにトップスピードまで持っていけたのが良かった。

13キロから徐々にペースが落ちるものの、何とかキロ5分以内を維持。

19キロ地点での大きな落ち込みは、やや長い登り坂で体力を温存するためペースを落としたもので、坂を上がった後、最後の2キロは4分40秒台にタイムを戻してフィニッシュ。

今の力を出し切り、達成感のあるレースであった。
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by bibinga | 2010-02-21 18:42 | ランニング  

オペラ備忘録(東京二期会のオテロ)

d0135403_16475624.jpg2010年2月17日(水) 東京文化会館

東京二期会 ヴェルディ 「オテロ」

指揮: ロベルト・リッツィ=ブリニョーリ
演出: 白井 晃

 オテロ 福井 敬
 デズデモナ 大山亜紀子
 イアーゴ 大島幾雄
 エミーリア 金子美香
 カッシオ 小原啓楼
 ロデリーゴ 松村英行
 ロドヴィーコ 小鉄和広
 モンターノ 村林徹也
 伝令 須山智文
 合唱: 二期会合唱団
 管弦楽: 東京都交響楽団

東京二期会は、このところ蝶々夫人、カプリッチョ(R.シュトラウス)と観て、その実力を高く買っている。このオテロは、その2作の出来をも上回る、非常にレベルの高い演奏だったと思う。

オテロの福井さん、デズデモナの大山さん、イアーゴの大島さん、この3人が場に放射するエネルギーは強烈で、まさに役柄に相応しいものであった。歌唱技術が高いことに加え、役の読み解きが深い。3人がそれぞれ個性的でありながら、しっかりかみ合っている。

福井さんと大島さんの役の解釈については広報誌のキャストインタビューに紹介されている。

福井さん:「人間の弱さを強い部分とのコントラストで表現してみたい」
その言葉どおりのオテロ。立派な将軍であり、公正で客観的な判断力を持っているに違いないのに、我が事になると猜疑心の泥沼に落ちてしまう。人間の業の悲しさを思わずにいられなかった。

大島さん:「いかにもな悪人面ではなく、エリートで魅力的なんだけれども、じつは狡猾でいちばん悪い、そんなイアーゴにしたい」
まさしくそのとおりの、徹頭徹尾クールなイアーゴ。

大山さんのデズデモナは純粋さと知性と人格の成熟を感じさせる。声の美しさ、実力者のみが備えることのできる自然な落ち着き、こうした大山さんの素晴らしさが役にピタリと重なり、大変に見事であった。

演出は、ダークグレーを基調にしたモノトーンでシンプルな構成。舞台は奥が高くなっていて3次元の奥行きがあり、この空間の中で人物が位置を変えていく動きがよく練られていたように思う。

リッツィ=ブリニョーリ&都響の演奏にも大変に気合が入っており、冒頭からゾクッと来た。音がブリリアントによく鳴りながら、開放的というよりは引き締まって凝縮されたエネルギーの強さを持っていた。ダイナミックかつドラマティックな名演。

実に満足度高く、東京二期会を引き続き贔屓にしたいと改めて思った。


ノート
d0135403_16472753.jpg・ 今回役に立ったのが、ニコン製のオペラグ
  ラス「遊」。他機種と比較はしていないが、
  相当な「優れ物」である。

  オペラグラスを使うのは煩わしくて好きで
  はなかったが、これを手に入れてからは
  一転、手放せなくなってしまった。オペラ・
  コンサート・歌舞伎、、、いつも持っていく。

  視界は明るく鮮明で、スコーンと抜ける。小さく、軽く、持ちやすい。

  倍率は4倍とそれほど高くないが、オペラや歌舞伎を見るには丁度よい。逆に、これ以上高倍率
  だと像がブレやすく、見づらくなるだろう。

  観劇の喜びが倍増すること、請け合いである。(カンゲキ!なんちゃって・・・)
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by bibinga | 2010-02-18 22:41 |  

コンサート備忘録(アンナ・ヴィニツカヤ)

d0135403_1024144.jpg2010年2月10日(水) 日経ホール

アンナ・ヴィニツカヤ ピアノリサイタル

J.S.バッハ   パルティータ第6番ホ短調BWV830
ラヴェル    ソナチネ
ムソルグスキー 展覧会の絵

(アンコール)ドビュッシー 映像第1集~第3曲「動き」


エリザベート王妃優勝の名に恥じない、将来性を感じさせるピアニスト。

最初のバッハはいただけなかった。きっちり弾いているが、何をやりたいのか伝わってこない。特にサラバンドのような緩徐曲で音楽が持たない。両隣の(見知らぬ)おじさん達は爆睡していた。

ラヴェルは一転、素晴らしい演奏。躍動感に満ち、きらめき・輝きがあり、そして香りと軽さ。非の打ち所のない名演。(おじさん達も真剣に聴いていた)

展覧会は、ラヴェルをさらに上回った。考え抜かれたダイナミクス、表情の変化、長いフレーズ感でのエネルギーの持続、大きなうねり、圧倒的な迫力。確信に満ちた演奏であり、本当に凄かった。

この曲は、ピアノリサイタルではあまり取り上げられないような気がする。直近で聴いたのは、4年ほど前。期待の若手と言われる某日本人ピアニストがウィグモアホールで弾いた。その時との比較でも、ヴィニツカヤさんのがっしり曲を捉えきった演奏は圧倒的だと思った。

アンコールはドビュッシー。ラヴェル同様、活き活きとして、明快かつ繊細で、素晴らしかった。

このピアニストは、ラヴェルやドビュッシーが好きなのではないか。これらの曲を弾いている時の姿は、本当に嬉しそうで、輝いている。そして演奏の完成度も極めて高かった。

しかし、どういうわけか、聴いての感動は、展覧会に及ばない。なぜだろう?

Just印象であるが、ラヴェル、ドビュッシーは、曲に演奏者が吸い寄せられていた。対して展覧会では、演奏者が曲を自分の方にぐいとひきつけていた。「曲は作曲者のもの、演奏は演奏者のもの」、そんなことを考えさせられた演奏会だった。

ビル建替で新装なった日経ホールに足を運ぶのは2度目であるが、オフィスビルの中のホールにしては音響は悪くない。王子ホールを一回り大きくしたようなホールで、ややデッドではあるが、空間にゆとりがあり、圧迫感が無い。日経主催公演は値段も3500円と安く、この値段でこれだけ良質のコンサートを楽しめれば御の字である。
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by bibinga | 2010-02-10 23:59 |  

高木綾子さんのコンサート

2010年2月8日(月)

気鋭のフルート奏者高木綾子さんの無料コンサートが日本橋のビルで開催された。

日本の中堅世代で素晴らしいと思うフルート奏者が2人いる。一人は藤井香織さんで、もう一人が高木綾子さんである。

藤井さんは金のフルートを吹き、すがすがしく輝かしい音色。かたや高木さんは銀のフルートを吹き、太く朗々と鳴る音、そして温もりのある音楽を目指しているようである。

藤井さんのフルートは生で何度も聴いており、その度に感銘を受けてきた(機会さえあれば、いつでも聴きたいと思うフルート奏者である)。また、録音も、バッハ「無伴奏チェロ組曲」、B.スターク編曲バッハ「アリア」、ベルリンフィル首席オーボエのアルブレヒト・マイヤーとの二重奏「パッション・フライト」、モリコーネの映画音楽集「ロマンツェ・ディ・モリコーネ」など、いずれも本当に素晴らしい。特に、無伴奏チェロ組曲の第1集と「アリア」は、私の愛してやまない「心の名盤」となっている。

一方、高木さんについては、CDは何枚も持っているが、これまで生で聴いたことは一度も無かった。今日は、日本橋三井タワーのアトリウムで無料コンサートがあるというので、絶好のチャンスと思い、会社を18時過ぎに切り上げて聴いてきた。

曲目は、
  ドビュッシー シリンクス
  ライネッケ  ソナタ「ウンディーヌ」から第1,3,4楽章
  ピアソラ   「タンゴの歴史」から第1~3曲
  ショッカー  「後悔と決意」
  アンコール: 村松崇継 「アース」

ショッカーとアンコール以外は、自分でもトライしている良く知った曲であり、それだけに、演奏の素晴らしさが身に染みて感じられた。

生で聴いて、高木さんの音色の美しさに感じ入った。CDからは少し地味めの印象を受けていたが、今日聴いた彼女の音は、低音は太く暖かく、中音は張りがあり、高音は輝かしく(しかし尖らず)、大変に美しく魅力的な音色である。

今まで、ゴールドの楽器が欲しいなぁ、と思っていたが、今日の高木さんの音を聴いて、銀の楽器の良さを見直した。(道具を変える前に、まだまだ努力すべきことが多いわけね・・・)

フレーズの捉え方、ダイナミクス、息の使い方で描き分けるニュアンスなどに非凡なセンスが感じられ、随所に発見があった。例えば、ライネッケ3楽章後半の速いパッセージ→羽毛のように軽い表現。ピアソラの第1曲→警官の呼子の表現。etc,etc・・・

それにしても、今日の聴衆は偶然集まったものとは思えない。高木さんのファンの方々はじめ、笛吹きが狙ってやって来た節がある。パイプ椅子はざっと100席分くらいだっただろうか。椅子席には到底おさまらず、多勢が、立ったまま1時間のコンサートに聴き入っていた。オープンスペースでのコンサートらしからぬ張り詰めた場の緊張感、そしてそれに負けない気合の入った演奏であった。

惜しむらくは、「放し飼い」にされた幼い女の子が演奏者のすぐ目の前まで出て行き、あくびをしたり、後ろを振り返ったり、およそ落ち着きの無い態度で場の雰囲気を霍乱していた。しかし、高木さんの集中力にはいささかの乱れもなく、平然と演奏していた。うーむ、立派である。

日本のトップクラスのフルート奏者の実力を目のあたりにした演奏であった。今度はコンサートホールに聴きに行こう。
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by bibinga | 2010-02-08 23:47 |  

雪の夜

夜から雪になった。雪の夜は音が無い。あたりはひっそりとして冷え渡り、しかし、柔らかな明るさに包まれている。

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by bibinga | 2010-02-02 00:40 | その他  

九重桜~さっそく飲んでみた

「九重桜」 大瀧酒造 (埼玉県さいたま市)
純米にごり酒・粗ごし無ろ過・原酒、こしひかり

土曜日に購入した九重桜、翌日さっそくいただいてみた。

3300円、2500円、1200円の3種類を購入したうち、1200円の「純米にごり酒」を開ける。(私は、高い酒を温存し、安い方から飲むのが常である・・・貧乏性なんだよね)

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あのですね、、、この酒、ものすごく良いです。

粗ごし無ろ過というだけあって、にごり度合いが半端じゃない。甘酒かお粥か、というほどドロドロに白濁している。

この見た目、いかにも甘そうに見える。 しかし! 甘ったるい酒では決して無い。ふくよかな旨みがありながら、爽やかな酸味を持ち、口中にスッと吸収されていく、絶妙の加減の酒である。

香って佳し、味わって佳し、料理に合わせて佳し、酒だけで単独に飲んで佳し。

栄養がありそうな感じ。これだけ飲んでいれば食事無しでも生きていられるのでは、と思うほどだ。マラソンの後に欲しくなるような酒である。(私の場合、走った後は、無性にカフェオレが飲みたくなる。ミルクの甘みを、体が欲するのである。このにごり酒には、カフェオレ同様、疲れた体が求める優しい甘みがある。)

珍しいことに、この酒はコシヒカリを使っている。

通常、酒造りに使われる米は、山田錦、五百万石、美山錦、雄町など。コシヒカリはたんぱく質が多すぎて雑味が出てしまうらしい。そのコシヒカリを「にごり酒」に使ったところが秀逸だと思う。にごり酒なら雑味を気にする必要はなく、旨み成分の多さを存分に活かせる。

本当に滋味深い酒である。アルコール度数はかなり高いが、爽やかで柔らかいのでぐびぐびと飲んでしまい、危うく1本空くところであった。

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by bibinga | 2010-02-01 23:53 |