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EARTHの楽譜(待望の再発売)

フルート吹きに朗報。絶版になっていた村松崇継さん作曲のフルート曲「EARTH」の楽譜が、再発売されることになった。

「フルート 高木綾子ベスト・セレクション~シランクス~ 」 ヤマハミュージックメディア

【収録曲】
シシリエンヌ(フォーレ)、カヴァティーナ(マイヤース)、タイスの瞑想曲、哀歌(モンポウ)、ロマンスイ長調(シューマン)、ロマンス(バサン)、美しい夕暮れ(ドビュッシー)、エストリータ(ポンセ)、ジェントルドリームズ、シラーズ、トップオブザワールド、イエスタデイワンスモア、青春の輝き、卒業写真、中央フリーウェイ、春よ来い、愛の小径(プーランク)、ブエノスアイレスの冬、EARTH、シランクス、ガブリエルのオーボエ、の21曲

かつて発売されていた「高木綾子ベスト・コレクション~愛の小径~」の改訂版。収録曲もほぼ同じであるが、リーバーマン「ソナタ」が削除され、「シランクス」(ドビュッシー)と「ガブリエルのオーボエ」が追加されている。リーバーマン「ソナタ」は、他の曲とは路線も難易度も次元が違うので、この選び直しは妥当なところだろう。

リーバーマン、シランクスと言えば、、、、
これまでに聴いたフルート演奏の中で、とりわけ強く印象に残っているのが、1998年12月10日のN響B定期。この日は、ティモシー・ハッチンスがリーバーマン「フルート協奏曲」のソロを吹き、アンコールに「シランクス」を演奏した。

ハッチンスの笛の素晴らしさは、羽毛のように軽やかで繊細な音が、ホールの隅までピーンと響いていくこと。この息の使い方の見事さには言葉が無い。

リーバーマンはもちろん素晴らしかったが、シランクスがこれまた絶品だった。驚嘆した。すごすぎる、ハッチンス!

by bibinga | 2011-08-10 12:22 |  

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